東京都千代田区神田錦町にオープンした、おばんざいバル「風土はfoodから」。
店舗のロゴマークをはじめ、暖簾や壁面のサイン、WEBサイトやショップカードなどをデザインしました。
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コンセプトに“食べられるミュージアム”を掲げるこのお店は、2階のギャラリーでさまざまな地域の食文化を編集(キュレーション)&展示していきながら、それに連動して1階のおばんざいバルの期間限定メニューも入れ替わる仕組みなんです。
さまざまな地域の食文化を学びつつ、その食文化を五感で味わうことができる、いわば「体感型レストラン」。
オープン第一弾の展示は、秋田の寒天文化にフォーカスした「あたらしいかんてん」がスタートしています。
以前から、Re:Sの藤本さん や 秋田ののんびりチームから噂を聞いていたけれど、やっぱり百聞は一見にしかず。
実際に見て・知って・味わった秋田の寒天は、どれも出会ったことのない味わい。
秋田には行ったことがないけれど、秋田の風土をちょっとだけ感じることができました。
まさに店名のとおり「風土はfoodから」。
旅する料理家・石丸さんのおばんざい料理はどれも素晴らしくて、その料理が誕生したエピソードも面白いし、秋田を中心とした日本酒も堪能できるので、ぜひ遊びに行ってみてください。
展示「あたらしいかんてん」は8月24日(金)までなので、そちらもあわせてぜひ!
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風土はfoodから
東京都千代田区神田錦町3丁目15番地 錦町ブンカイサン 1-2F(MAP)
TEL. 080-9666-2141
平日営業(土日祝休み)
ランチ 11:30〜14:00
ディナー 17:00〜22:00(L.O フード21:00/ドリンク21:30)
1月23日(火)〜1月28日(日)に金沢21世紀美術館で開催される「金沢ブランド100」にあわせて、乙女の金沢のプロデューサー・岩本歩弓さんが普段の金沢のくらしの中で息づく「行為」を金沢のブランドとして捉えて可視化した関連展示「金沢百歩」を1月20日(土)より広坂の Books under Hotchkiss にて開催。
例えば、「浅野川の河川敷でのんびり寝転ぶ。読書したり、おやつ食べたり。」「氷室の日、あちこちの氷室饅頭食べ比べ。」「友来たり、乙女寿しを(すごく前もって)予約。」などなど、金沢のお店や場所、人や食べ物などと絡め、その時、その場所でする岩本さんならではの「100の行為」が展示されています。
また同時に、金沢に住む作家・ショップ店主・建築家・イラストレーター・芸妓さん・デザイナー・カメラマン・日舞のお師匠さんなど約40人の金沢人による100の行為を地図にまとめてあります。
僭越ながら、ぼくもお声がけいただきコメントさせてもらってます。
金沢の今昔のチラシやDM、ショップカード、包装紙なども展示していて見応え十分!
なかには、ぼくが制作させていただいたものもあったりします。
集まった100の行為を「みんなの金沢百歩」として、一枚の地図にまとめて販売もしています。
裏面には読み応えのあるコメントがずらり。
この展示を拠点にして、金沢の街歩きに出かると、金沢の新たな魅力を感じられるかもしれません。
21美や鈴木大拙館、本多の森や兼六園などとはしごしながら、ぜひご来場ください。
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金沢ブランド100 関連企画展「金沢百歩」
会期:2018年1月20日(土)〜4月15日(日)
営業時間:11時〜20時 ※月曜定休(祝日の場合は営業)
会場:Books under Hotchkiss
オーガニックな野菜をはじめ、体に安心な素材でつくられた食料品や生活用品を取り扱う、石川県野々市市の人気店「NOPPOKUN(のっぽくん)」が、2017年10月10日に移転リニューアルオープン。
さらに広くなった店舗内は、海外のオーガニック・スーパーマーケットのようなナチュラルな雰囲気に包まれ、お年寄りや乳母車をひいてる方も買い物しやすくなったと大好評。
敷地内のエクステリアにはたくさんの樹木や植物が植えられ、数年後にはきっと森のような公園のような場所になる壮大な計画も(!)。
そんな「NOPPOKUN(のっぽくん)」の新店舗プロジェクトを担当させていただき、あたらしいロゴマークをはじめ、各種店舗ツールのデザイン、外観&内観のディレクション、2階の「フェアトレード・アル」さんのインテリアスタイリングをさせていただきました。
NOPPOKUN の小浦夫妻や会長をはじめ、スタッフのみなさん、家具職人さん、フローリストの宮さん、看板業者さん・・・じつにたくさんの方々と長期間にわたって話し合いながら、やっと完成したお店。
これまでのお客さまはリピーターが多く、きっとどんなお店になっても受け入れてくれるので、まだ NOPPOKUN に訪れたことがない “これからのお客さま” 目線でコンセプトを組み立てました。
海外のオーガニックスーパーのような老若男女問わず誰もがふらっと入れる雰囲気をめざしつつ、主役である「商品」と「働く人」がイキイキと見えるシンプルだけど温かみのある空間に仕上げ、なんだか楽しそうな雰囲気のロゴマークを中心にすっきりめなデザインでまとめました。
「前のお店よりも入りやすくなった」
「商品が以前よりも見やすくなって買い物しやすくなった」
「海外のスーパーマーケットみたいで素敵になった」
「一人でもゆっくりできる空間になった」
オープン初日、お客さまからはそんな感想もお聞きできて胸が熱くなりました。
スタッフみなさんでデザインコンセプトを大切に育んでもらいながら、
“これからのお客さま” がたくさん訪れるお店にしていってもらえたらうれしいです。
代官山で開催されたViNの受注展示会に行ってきました。
打ち合わせや撮影のたびViNさんのプロダクトは拝見してますが、
真っ白な空間の中で整然とレイアウトされたその集合体の凛とした佇まいたるや、
思わずため息がこぼれてしまうほどでした。
受注展示会は盛況だったようで、ほっと一安心。
今後もViNさんのプロダクトの素晴らしさを伝える一助になれればうれしいです。
ちなみに、5月10日〜22日には恵比寿のRECTOHALLでオーダー会があるそうです。
ご興味のある方はぜひ足をお運びいただければと思います。